Junk World

自分らしさってなんだろう。

3台目のバイク ~Suzuki Address V125~

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とある展望台にて

子どもが生まれてからというもの、二輪車に乗る機会が極端に少なくなった。所有していたZZR400はバッテリーあがりを起こした。また人事異動により、天気を問わず毎日往復20km強の通勤が必要となり、車を1台で維持していくためにも新しい移動手段が必要だった。

 

原付きか…それでもバイクで走る爽快感はなんとか残したいなあと思案ながら、ふと近くのレッドバロンに立ち寄ると、そこにスズキのアドレスV125が展示されていた。走行距離1,300m、年式は2007年製で、ちょうど排ガス規制によるパワーダウン前の最後のモデル。中古で25万円だった。これは巡り合わせだと、直感でZZR400の売却を決め、このアドレスに乗り換えることにした。

 

そして納車の日。妻に後ろを車で付き添ってもらいながら、ZZRに乗って店舗に向かう。店員の方にキーを手渡し、そのまま店内へと運ばれていくZZRを見送った。納車するアドレスは既に店舗の外にとめてあった。操作方法を口頭で確認し、ヘルメットを被ってバイクに跨る。イグニッションキーを回すと、思ったよりドコドコと車体が揺れるので、「こんなに小さいバイクのくせに」と嬉しくなって笑ってしまった。試運転がてら、家とは逆方向に向かって、少し遠回りをして帰ることにした。

 

初めて乗った原付二種は、想像以上にダッシュ力があり、まさに「街中を駆け回る」といった感触だった。おそらくカスタムされていた私のTW200Eよりも全然速い。バンクさせると想像以上にクイックに曲がるので、交差点でも充分楽しかった。スピードが増すにつれて、小径タイヤが高速で路面を転がっているのが分かる。

 

このままコーナーに突入すれば、転倒するかもしれない…。死と隣り合わせのヒリヒリとした恐怖感。ブレーキングダイブから前輪に一気に荷重がかかる。ゴムがどこまで耐えてくれるか分からない。ただの近所の山道が、命懸けの峠道へと変わる。普段滅多に使わない謎の感覚器官が研ぎ澄まされていく。非日常を味わうにはもってこいだった。

 

結局、このアドレスとは長い付き合いになった。リアボックス・ウインドスクリーン・ハンドガードと、通勤三種の神器を揃え、県内を走り回った。大型二輪の先輩と下道ツーリングで温泉めぐりにも行った。私が山道をガンガン攻めるので、後ろに付いていた先輩からは「お前は頭が狂ってる」と言われてしまった。フェリーに載せて離島にも持って行った。私が来るのを待っていた離島の知人は、アドレスでやって来た私を見て呆れ笑っていた。「たかが原付二種で」と舐めていたが、一般道しか走れないというその「制約」があるからこそ、より一層楽しかったのかもしれない。

 

そしてこののち、4台目を加え、バイクを2台同時所有することとなる(笑)

明日も笑顔で。

今日は全然できなかった。明日は大きな仕事があるけど、ちゃんとやれるだろうか。昨日の仕事は全然だめだった。あの人にこんな言い方をしてしまった。気にしてないだろうか。こんな事を言われた。最近仕事に行きたくない。話したいけどなかなかタイミングが無い。今日は機嫌が悪そうだから少し相談しづらい。

 

毎日そつなくこなす事ができれば、こういった悩みも無いんだろうけど。仕事ができる人は、もしかしたらこんな小さな悩みは抱えていないのかも。自分一人で解決できれば良いけれど、私にはそういった消極性が必ず付きまとう。

 

私にとって、仕事は人とするものだから、人次第でその仕事が楽しくもなるし、辛くもなる。

 

ミスをしたときも冗談を言って明るくしてくれる、あの人といると笑顔になる、話をじっと聞いてくれる、一緒にいて落ち着く、嫌な気分が和らぐ、自分らしくいられる。そんな人が同じ職場に居てくれたら嬉しいし、そんな人になれたらと思う。

 

明日はとうとう内示の日。少し気がかりなこともあるけど、誰かがやって来て誰かが離れていっても、みんなが笑顔でいられると良い。

A million miles away.

ワクチン接種後の頭痛と全身の痺れが酷い。だけど書く。

 

映画「竜とそばかすの姫」の劇中で、主人公・鈴の分身であるBelleが歌う楽曲がとても良かったので、何度も何度も繰り返し聴いている。特に「心のそばに」と「はなればなれの君へ」は、聴いていて安心する。心がスーッと落ち着く。ふと、劇中の音楽で同じ気持ちになった経験がフラッシュバックした。

 

ゲド戦記」の「テルーの唄」。

自虐の詩」の「海原の月」。

 

こころに響く共通点は何だろうと考えてみた。おそらく「子守唄」。優しくささやくような歌声、そっと近くに寄り添うような歌詞、これらが抑うつ状態の自分には良いんだろうな。うん。

 

あぁ、音楽は良いなぁ。涙が出そうだ。